まだまだ続きます

新人コンシェルジュTの
磐田めぐりの旅
前回は
熊野の長藤をご紹介したところで終ってしまいましたが
豊田熊野記念公園には長藤ともう一つ見所があるのをご存知ですか
そぉ
熊野伝統芸能館(写真は能舞台)でございます
熊野伝統芸能館は観世流の伝統を踏まえて建設された屋外能舞台のある施設なんですよぉ~

写真でしか拝見したことがなかったのですが、実物はやはり迫力があると言いますか、
圧倒されちゃいますねっ!!!!!!
舞台背面の鏡板に描かれている老松が何とも素晴らしい!(☆w☆)
正面からではなく舞台を左の方向から見ると、側面の鏡板には若竹の描写を見ることができます

これまたお見事!!
そして舞台前の、いわゆる『
見所』を藤棚から
パシャリ
広いッッ!!\(のДの)ノ
写真だとちょっとわかりづらいかもですが、さすが客席
350席を設営できるだけあります



(これだけ広いと手入れが大変なんじゃ・・・)
そしてそして

この能舞台横にある
展示室では、こけら落とし公演の謡曲『
熊野』のビデオ上映や、熊野関連の品が写真パネルなどで展示されているんですよー
中でも特に目を引くのが
熊野御前の全体像が描かれたパネル
知らない方のために
熊野御前のことを大まかに説明させていただきます
熊野御前は平安時代の末期に池田の宿で生まれ育った女性で、当時の人々は彼女が教養豊かで和歌の道にも通じ、親孝行で心優しく、そしてとても美しい女性であったため“女性のお手本”とされていたのです。
いわゆる才色兼備だったわけですね。うらやまっ!
そんな美貌と、才知にたけた女性であったことから彼女のウワサが当時の権力者・平宗盛(平清盛の三男)の耳にも届き、熊野御前は京で宗盛に仕え、大変愛されたそうです。
熊野御前は生前、藤の花を愛していたと伝えられていますが、彼女の想いを受け継ぐかのように今もここを訪れるたくさんの人々に熊野の長藤は愛されているんですね~(*^^*)
そうそう!
熊野御前と言えば
4月15日付けのブログを見ていただいた方はお分かりでしょうが、この日の
SBSラジオ【iぽーと!磐田情報局】に
磐田市の観光大使で今年の藤娘の内の一人“
熊野”に選ばれた
鈴木このみさんがゲストに来て下さいました
肌が白くてぴちぴちで(ちょっと表現古いですかね)キレイなお方でした(≧V≦)
長藤まつりの初日には豊田熊野記念公園で藤娘3人のお披露目式が行われました

私も見に行きたかったですぞ(;口;)
さーて!長藤もじっくり堪能できたことですし、次の目的地
『
池田の渡し歴史風景館』へ出発です
パート4へつづく・・・

noriko
